戸田市新曽南2丁目の住宅街の中にある一軒家。「Aroma&Herb Planta」は、完全予約制のリラクゼーションサロンです。
「Planta」とはラテン語で「植物」を意味する言葉。戸田市にいることを忘れてしまうくらいの緑に囲まれたサロンは、訪れた人の心も身体もリラックスさせてくれます。
「Plantaに来ているうちに毎日笑顔で元気に過ごせるようになった!」
「Aroma&Herb Planta」を訪れたすべての方にそう感じていただけるように、リラクゼーションにとどまらない自然療法セラピーの提供をモットーにしています。
今回は、「Aroma&Herb Planta」オーナーセラピストの 駒崎有紀さん(以下、駒崎さん)に、サンクジャパンへ設計・施工を依頼した理由や感想についてお話をうかがいました。
駒崎さんは、この場所で少人数でアロマやハーブを学べる「Herbal School Planta」も運営しています。
実はこの場所、駒崎さんの自宅リビングを改装したサロン兼スクールなのです。
リフォームのきっかけはコロナ?
ーサロン開業に向けて、ご自宅を改装しようと思ったきっかけを教えてください。
元々、この家は主人が「みなもと治療院」を開業することを前提として建てているんです。
開業当時は、私もアルバイトをしていたのですが、何か治療院の役に立つことをしようと思って相談したら、主人から「足専門のセラピスト」を提案されました。
歩き方、靴のインソール作成、リフレクソロジー、足のアロマオイルトリートメントを勉強して、最初は治療院内でセラピスト業を始めたんです。
夫婦で一緒に施術できる方はいいけど、やっぱり無理。1部屋で2人同時に施術するのには無理がありました。
主人から「リビングでやってみたらいいんじゃない?」と提案を受けて、リビングの梁にロールカーテンをつけて、まずは始めてみたんです。
そこから暫くしてアロマにも夢中になっちゃって、同じくリビングを使ってスクールも開講するようになりました。
スクールの時はリビングを片付けて、サロンの時はサロン用の部屋をつくってやっていたんです。
ーなかなか忙しそうですね。
ありがたいことに1日でサロン→スクール→サロンのようなスケジュールの日もありました。
そうなるとリビングの入れ替えが大変で、物件を探してテナントとして入ろうって考えたんです。
でも、いい条件の物件と巡り合えず、いいなって思っても固定費を考えたらどう考えても上手くいかないなって思っちゃって。
そんなことを考えていたらコロナ禍に突入して、セーフって感じでした(笑)
そこで、冷静に考えてお店を借りるのは無茶しすぎだから、自宅をお店っぽくしようと思ったんです。そもそもどこか物件を借りようって思っていたぐらいなんだから改装もしようって!
実は5年前からサンクジャパンを知っていた!
ー改装を決めて、サンクジャパンにお問合せいただいたきっかけは何だったのでしょう?
実は、リビングを改装しようって思う4〜5年前からサンクジャパンのことは知っていたんです。喜沢にあった「3cafe9(※1)」が好きで、主人や友達と何度も伺っていたので。
前の事務所の隣でしたよね。たしか元々は倉庫として使っていた場所をリノベーションしてカフェにしたんですよね? 古い建物なのに、すっごくお洒落なお店だったのを覚えています。
既存建物を改装してあんなにお洒落な内装にできるならって、コロナ直前に検討していた物件の相談でメールも送っているんです。そのときは内覧に同行してもらう前に断念しちゃいましたけど。
それから暫くして参加した「物件見学ツアー(※2)」に参加したときに、自宅改装について相談しました。
※1 2019年9月13日〜2019年2月22日まで営業していたカフェ。現在はバトンを渡した「サルベエ」が営業中。
※2 39不動産プロジェクトの一環で、「これまでやってきたこと」と「これからやりたいこと」を知ってもらうために企画したツアー
「改装をお願いしよう!」ってなって、主人と一緒にあれこれ話し合って構想を練っていたら、主人が突然「治療院も改装したい!」って言い出したんです。私のお店について話していたのに(笑)
ー一緒に構想を練っていたら、やりたくなったんでしょうね!
それまでは、玄関から入ってすぐが治療院の部屋でした。市販の棚とカーテンで仕切ってはいたのですが、治療院の中が見えてしまうので、私のスクールの生徒さんも前を通るときは恐縮していたのを覚えています。
ー打ち合わせでサンクジャパンに要望として伝えたことはありましたか?
事前の打ち合わせは3回ぐらいだったと思います。設計の井上さんが家の中を見に来てくれました。
そのときに、治療院のイメージは「青」であるとか、色やイメージについて話をしています。青は鎮静の色で、痛みを抑えてくれる効果があるから、治療院のタオル類も青にこだわっています。
あとは「通路を通りやすくしてほしい」とか、「庭が見えるリビングはナチュラルなイメージで」とか、「天井は木目調にしたい」なんてこともお伝えさせていただきました。
ーいよいよ工事の始まりですね。営業しながら、生活しながらの工事は大変じゃなかったですか?
2階で生活できるので、生活面については特に不便は感じなかったです。
工事については、ご予約いただいている方にこちらの都合で変更してもらうこともできないので、GW期間の1週間で仕上げてくれました(笑)
駒崎さんへのインタビュー前編はここまでです。
後編では、施工を終えたご自宅兼お店の感想や、実際に営業してみての感想などについてお話いただいています。お楽しみに!
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