”39デニムプロジェクト”がスタートして9カ月が経過
尾道デニムプロジェクト用オリジナルデニム<PJ001>をサンクジャパンの正式なユニフォームとして採用、しっかりと穿き込みそれぞれのスタッフの物語が刻み込まれた「リアルユーズドデニム」を、広島県尾道市にある尾道デニムショップに送り、7ランクに振り分けられる査定後に委託販売を開始する(※)という”39デニムプロジェクト”がスタートして9カ月が経過しました。
(※)オリジナルデニムとともに尾道デニムプロジェクト参加権(ODP参加権)を購入し、リモートにて尾道デニムプロジェクトに参加できるというものです。委託販売期間は3カ月、デニムショップではそれぞれの物語を伝えながら、ショップスタッフが大切に販売してくれます。尾道デニムプロジェクト参加に関する詳細はこちらをご覧ください。
こちらのデニムは、基本的に出勤時(月間約25日)は毎日穿いてます。
最初の6カ月は、内装工事の現場管理の仕事も多く、毎回結構汚れるので、1週間着用で1回洗濯していましたが、直近3カ月は内勤中心となったことから、約2週間着用で1回洗濯の頻度に変えました。 洗濯方法は、漂白剤、蛍光剤の入っていない中性洗剤で、他のデニムと一緒に裏返しで洗い、日陰干しで乾燥しています。
いつも鍵を入れている右前ポケットや携帯を入れている右後ろポケットのアタリ、股の部分のヒゲ、膝の裏のハチノスなど、全体的にしっかりとしたアタリが出た立体的な色落ちとなっていて、なかなかいい感じじゃないでしょうか。
約2年間穿いているもう1本のオリジナルデニムPJ001と比べてみた
今回のデニム(9カ月着用)
もう1本のデニム(約2年着用)
今回のデニム(9カ月着用)
もう1本のデニム(約2年着用)
最初の写真が今回のデニム、次の写真がもう1本のデニムで、同じサイズの尾道デニムプロジェクト用オリジナルデニム<PJ001>です。
もう1本のデニムは、週末中心にプライベートで穿いていて、洗濯頻度は平均月1回程度です。 最近はプライベートもほぼこのデニムなので、365日尾道デニムを穿いていることになります…
今回のデニムは、毎日仕事着として穿き、工事現場作業で膝をついたり、汚れたりすることも多く、洗濯回数も多いため、色落ちのペースはかなり早いです。
今回のデニムは仕事着、もう1本のデニムはプライベートと分けているので、穿いているときの動きは違うはずなのに、ポケットや太腿のアタリ、股の部分のヒゲが同じ感じになるのは、穿き方のクセは変わらないってことなんですね。
デニムでつながる素敵な関係
先般のブログで、”39デニムプロジェクト”に興味を持っていただき、自社で同じ取り組みをスタートした芦葉建設(芦葉工藝舎)の芦葉社長のことをご紹介しましたが、そこからまた新しい”デニムつながり”が生まれました。
芦葉社長からのプレゼントとして、尾道デニムを贈られた設計事務所の社長さまから、「とても気に入ったので追加で2本購入したい」との嬉しいお申し出がありました。
お話を聞かせていただくと、こちらの社長さまはかなりのデニム通、ヴィンテージデニムが大好きで、若いころからあらゆるデニムを穿き倒しているそうです。(もちろん国産デニム産地のこともよくご存知でした)
そんな社長さまから「とてもいい!」とクオリティを認めてもらった『本物の国産デニム』の尾道デニムを仕事着として毎日穿き倒せる喜びを改めて感じています。
次回は全員のデニム写真をご紹介します!
こちらのデニムは、毎日がっつり現場管理をしてるスタッフのものですが、一番色落ちしているかもしれないですね。 左足太もも部分に付いたオイルステイン(塗料)も洗濯を重ねて馴染んできました。
次回は、スタッフ各々の穿き込み方で個性が表れてきたデニムを全てご紹介します。
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